バイクの盗難事故
自分のバイクが盗難にあうなんていうことは誰もが想像しないものですし、想像したくもないものです。
バイクが盗まれた場合、新しいものを買い直すのはとても悲しいことです。
それはお金の問題もですが、愛着のあったものを手放す寂しさもあります。
同じ車種を購入しても不思議と乗り心地というのは違うものです。
またバイクは自動車よりも手軽に出かけられるため多くの人が様々な場所にバイクで出かけているものです。
そのため思い出も多くあるので失った時の悲しみはとても大きなものになります。
バイクは車に比べて軽いですし、高級なものも多くあるのでプロの窃盗団に狙われやすいです。
車よりもパーツも豊富なので本体は盗まれなくてもカスタムパーツのみを盗られるというケースもあります。
特にパーツは素人でも簡単に取り外せるので盗難件数はとても多いです。
愛車を盗難から守るために
盗難被害からバイクを守るためには盗難対策が重要となります。
バイクの盗難台数は原付も含めば年間4万台以上と言われています。
これは毎年販売される新車の二輪車の1割に該当する件数であり、そうなると自分が当事者になる可能性も十二分にあるという現実を理解した上でしっかりと対策を練ることが重要です。
バイクの盗難には盗難されやすい車種と盗難されやすい地域とがあります。
購入する際には盗難されやすい人気車種を控えることも一つの対策です。
また、警察によっては汎愛用法マップが出ているので盗難に遭いやすい地域の場合に住んでいる場合には強めの対策をするよう配慮することが重要です。
防犯の必須アイテムバイクチェーン
バイクの盗難対策として最も活用されているのがバイクチェーンです。
バイクチェーンにも様々なタイプのものがあり、価格も幅広いので自分に合ったものを選ぶのが重要です。
バイクチェーン選びでまずきになるのがチェーンの太さです。
やはり太いものの方が良いですが、太ければ良いわけでもありません。
中にはチェーンは太くても切りやすいものもありますし、逆に細いのに切りにくいものもあります。
クリプトナイト社のバイクチェーンは強度が高いと定評があります。
また、チェーンの鍵の種類もダイヤル式よりはシリンダー式の方が安心です。
ダイヤルは数がわかれば外せますが、シリンダーは鍵がなければ外すのが大変であるためです。
ただ、シリンダータイプは鍵を紛失したら自分も外せなくなるので、スペアキーの管理が重要となります。
バイクチェーンの絶対に安全とは言えないので、防犯効果を高める工夫をすることも一つの方法です。
例えばバイクチェーンを複数つければ外す手間が増えるために防犯効果が高まります。
また、チェーンに重りをつければ外しにくくなりますし外したチェーンの取り扱いも面倒になるので敬遠されます。