日帰りでも十分に楽しいツーリング
バイクの免許をとったばかりの頃などは、特に何か用事がなくてもどこか遠くにバイクを走らせてみたくなるものです。
いきなりツーリングキャンプや宿泊を伴うような旅行はハードルが高くても、午前中に出発して夕方ころに戻ってくる日程であれば一日をかけてたっぷり楽しむことができます。
バイクの場合高速道路を使えばかなりの距離を移動することができるので、日帰りでも十分普段の生活から離れた旅行感を味わうことが可能です。
バイクの最大の魅力はその時の気分でふらりと出かけて自由に走り回ることができるという気軽さにあります。
休日の朝に思い立ってふらりと遠出をしてそこで美味しいものでも食べてそのまま戻ってくるといったスケジュールでも十分に楽しめるというのがバイクならではの楽しみといえるでしょう。
一人で出かけてもいいですし、家族や友人など数人で一緒に出かけるのもよく、どういった方式で出かけるかによりまた楽しみ方も変わってきます。
あえて宿泊をしないという縛りをつけることにより、スケジュールのバリエーションを広げることもできるのでぜひ何度か違った場所に出かけて日帰りでできることの幅を広げていってもらいたいところです。
日帰りでのツーリングの計画の立て方
日帰りツーリングで最も大切なのは、言うまでもありませんがその日のうちに戻ってこれるところを選ぶということです。
高速道路に乗ることにより、半日でもかなりの場所にまで行けますがだからといって目一杯行けるところまでを計画をするというのはかなり危険です。
そもそもとしてバイクツーリングの良さというのは寄り道できるという自由度にあるので、最初からあまりガチガチに日程を組むのではなく余裕をもたせておいて自由に移動先を決めるというふうにした方がよりツーリングの楽しみが広がります。
バイクの免許をとって間もない時期など道路環境に詳しくない時はなおのこと、まずは自分がよく知っているルートを中心にツーリング先を選ぶようにしてください。
スマートフォンの地図アプリやバイク用のカーナビを使用することで道に迷って立ち往生するということはなくなりますが、そうした機器に表示される目安の時間はあくまでも順調に走行できたときのスケジュールなのであまり過信せず自分の身体で道順や所要時間を覚えるようにしていきましょう。
日帰りツーリングで準備するもの
日帰りツーリングの場合宿泊に関する荷物はいりませんが、それでも遠出をするときに必ず装備しておきたいものがいくつかあります。
レインウェア、バッグ(サイドバッグ、タンクバッグ)、地図、車載工具、飲み物、軽食といったものは一通り積んで行くことで何かトラブルがあっても対処がしやすくなります。