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厳しくなった道交法の取り締まり

厳罰化されたながら見運転

2019年の11月頃から、スマートフォンを見ながらの運転について厳しくなる、という報道が盛んにされてきました。
関連するニュースを見た方も多いのではないでしょうか。

実際にながら見運転の罰則は厳しくなり、スマートフォンの操作だけでなく、カーナビについても2秒以上注視しているとアウト、となりました。
2秒以上というのをどう判断するのか、という問題はありますが、罰則としては運転中のスマートフォンの使用は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」となっています。

改正前は5万円以下の罰金でしたので、懲役刑化ということでかなりの厳しい処置となります。
施行は2019年の12月1日から、運転中のスマートフォンの利用については一層注意しなければなりません。
運転中はリアのトランクに入れて一切触らない、位徹底するべきでしょう。

オートバイの運転中にスマートフォンを操作する方はあまりいないと思いますが、スマートフォンをカーナビとして使用している方も多いと思います。
運転中はカーナビの案内は聞こえにくいので、画面を見ることが多くなると思いますが2秒以上注視していると違反です。
ヘルメット内に取り付けることができるスピーカーやヘッドセットなどもありますので、30万円の罰金を払うならばこういったヘッドセットを購入したほうが安上がりになるかもしれません。

移動型オービスとは?

オービスとは「速度違反自動取締装置」のことで、ネズミ捕り機などと呼ばれ親しまれています。
幹線道路や高速道路などに設置され、速度違反をしている車を撮影するという機能があります。

撮影された車の運転手には、後日反則金や罰金の徴収、場合によっては出頭命令といった連絡が来ます。
自動速度取り締まり機設置区間、といった看板があることが一般的ですが、無くても法律的には問題はありません。

そして移動式オービスとは、文字通り持ち運び可能な速度取り締まり機です。
2019年中頃から導入が始まり、2020年には日本全国で運用が始まるのでは、と予測されています。

今までのオービスとは違い、幹線道路だけでなく、生活道路でに取り締まりを行うこともでき、通学路などの速度違反も取り締まりも可能になります。
歩行者にはありがたい機械ですが、流れに乗って運転していたら捕まった、ということもあり得るこの機械、前の車の挙動には十分に注意して運転してください。

ちなみに現在出回っている移動式オービスは、車にレーザーを当てて速度を測定、違反している場合は、前方から写真を撮影する、という仕組みになります。
オートバイの場合は前方にナンバープレートは設置されていないため、移動式オービスでオートバイが検挙される可能性は低いと言われています。