オートバイの駐輪場は無いと思って移動するべき！
オートバイで出かけた際に困るのが、止める場所がないことです。
地方の観光地などは駐車場も広く、オートバイ用の駐輪場も確保されていますが、都内であればまずオートバイを止める場所はないと考えましょう。
都内ではオートバイでちょっと買い物に、という行為は無理という前提で考えた方がいいでしょう。
2006年以降、都内の違法駐車の取り締まりは厳しくなり、以前はお目こぼしされていたオートバイも取り締まりの対象になりました。
しかし各メーカーからの抗議で、2012年頃からオートバイに対する駐車違反は多少ゆるくなったようです。
また、2017年に公安委員長が2輪車は駐車禁止の対象からは除外する、という通達を出しました。
しかし実際はあまり変化は無く、検挙対象であることは変わりないようで、依然として駐車違反での検挙は後を絶ちません。
オートバイで都内を移動する場合、行先の近隣にオートバイ駐輪場があるかどうかを確認するべきです。
日本二輪車普及安全協会のホームページでは、全国の二輪駐車場を検索できるようになっています。
こういったホームページを利用し、あらかじめ調べておくべきです。
しかし都内の駐輪場は、台数が限られており、行ったところで満車、ということが多くあります。
オートバイはパーキングメーターも利用できる
あまり知られていませんが、オートバイの駐車時、実はパーキングメーターも利用可能です。
しかしこちらも駐車可能台数には限度があり、自動車も使えることから全部埋まっている、ということも珍しくありません。
場所によっては、オートバイ専用のパーキングメーターもありますが、現在は都内の主な場所だと表参道のみであったり、まだまだ限られています。
今後の普及に期待したいのですが、バイク人口は減少の一途、駐輪場についてはあまり楽観視はできず今後も変わらないと予想されています。
都内で買い物をする場合は、電車や地下鉄などの公共交通機関を使ったほうがいいでしょう。
都市部と地方で状況は異なる
東京以外はどうかというと、東京ほどひどくはありませんが、主要都市の都心部だとあまり変わらない状況です。
しかし少し郊外に行けば駐車場も多く、地方へのツーリングであれば駐輪場に困るということはないでしょう。
都内でのオートバイ移動は、目的地そばの駐輪場を探しておかなければ駐車違反を切られます。
駐輪場があったとしても、埋まっている場合が多く止めることができない可能性もあります。
それであれば最初から公共交通機関で移動したほうがいいでしょう。
しかし地方であれば駐車場も広く、オートバイでも困ることはありません。
地方に行く場合は、ぜひオートバイを利用してください。