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いろは坂へ日帰りツーリング

栃木県の日光いろは坂はツーリングのメッカ!

いろは坂は、栃木県日光市にある国道です。
名前の由来は48のカーブがあったことで、いろは48音に例えたことが由来になっています。

ドライブやツーリングのメッカとなっており、北関東一と言われる知名度を誇ります。
いいタイミングで訪れることができれば、非常に快適に走ることができます。
片側2車線という一方通行の区間が長く対向車が無いこと、舗装が綺麗でストレスが無いことなどが理由です。

コーナーも急なものから緩やかなものまでそろっており飽きさせません。
路面状態も良く、初心者ライダーでも走行可能、良い練習になると思います。
緑に囲まれており、春の新緑や秋の紅葉シーズンは特に絶景、ぜひ一度見ていただきたい光景が広がります。

観光地のためデメリットも

しかしいろは坂は観光地としてメジャーすぎるくらい有名ですし、通行料金が無料ということもありシーズンには渋滞が発生します。
一方通行かつ1本道ですので、渋滞時には逃げることができません。
また、交通量が非常に多く転倒や追突の可能性もありますので、車間距離は広目に取った方がいいでしょう。

観光シーズンになると、駐車場の数も足りなくなります。
オートバイの場合はそれほどではありませんが、それでもタイミングが悪いと駐輪はできないこともしばしばあります。
観光シーズンは避けるか、なるべく早朝、できれば朝の8時位までに通ってしまうようなスケジュールを組むことをおすすめします。

東京から行く場合は、首都高S1川口線を抜けて東北自動車道へ入り、宇都宮インターチェンジで日光宇都宮道路へ、そのまま進んで終点清滝から120号に入りそのまま進むといろは坂へ到着します。
片道3時間半程、迷うような分岐は特に無いのでスムーズに行くことができるでしょう。
近くには観光地として有名な華厳の滝もあり、そこもぜひ見ていただきたいスポットです。
渋滞にはまらなければ往復でも8時間程、ツーリングにはちょうど良い距離と時間になると思います。

動物の飛び出しには要注意

運がよければ、いろは坂で野生のニホンザルを見ることもできます。
人間に慣れており、餌をねだるようなサルもいます。
それどころか盗み取っていくようなサルもいますので、食べ物には注意してください。

栃木県では、この周辺のサルに対する餌付け禁止条例が施行されています。
違反すると罰金ですし、何よりも近隣住民に迷惑をかけてしまいますから、餌を与えるようなことはやめましょう。
交通量の少ない時間帯は飛び出してくることもありますので、十分注意してください。

いろは坂は有名な漫画『頭文字D』にも登場しており、登場人物の須藤京一が主人公の藤原拓海に黒星をつけた場所として、聖地巡礼を目的に訪れる方も多いそうです。
漫画を読んでから行くと興奮度も違うかもしれません。