ライディングウェアのメリット
ライディングウェアはオートバイに乗る際に最適なウェアとして作られています。
しかし価格の高さやデザインに特徴があるものが多く、避けている方も多いのではないでしょうか。
今回はライディングウェアのメリットについて述べたいと思います。
ライディングウェアには、プロテクターが装備されているものがほとんどです。
プロテクターが無いものでも、ウェアの一部が強化されているものも多くあります。
これは転等時に怪我をするリスクを減らすための工夫です。
転等時に怪我をすることが多い場所というのがあり、ライディングウェアを作っているメーカーはそういった怪我をしそうな場所にプロテクターを配置する設計をしています。
たとえばひじやひざといった場所がそうです。
また、胸や首、脊椎といった、怪我をすると非常に重症となりやすい場所にもプロテクターが配置されています。
普通のジャケットであれば骨折や脊髄損傷といった非常に重傷となる場合でも、プロテクターを適正に使用しているライディングウェアを着ていたおかげで軽症で済んだ、という事例が多くあります。
最近では事故の分析も進み、頭の次に怪我をしやすいのは胸、ということもわかってきて、胸を守るようなプロテクタを装備しているジャケットも増えてきています。
ライディングウェアは怪我を防止できるだけじゃない
走行時に受ける風についても対策されているのも、ライディングウェアの特徴です。
走行時に受ける風は体温の低下だけでなく、ばたつきなどで想像以上に体力を奪います。
ばたつきが無いように調整できる機能を搭載しているライディングウェアも多くあります。
また体温の低下を防ぐだけでなく、夏の暑さに対すしても調整できるようにベンチレーション機能を装備しているライディングウェアもありますから、昨今の夏の暑さに辟易している方にもぜひ試していただきたいと思います。
このように安全性が高く走行時には良い機能が多数搭載されているライディングウェアですが、ごつごつしたものが多かったりプロテクタが存在を主張したりと、デザイン的におしゃれと言えるものは多くはありません。
男性の場合は割り切って使っている方も多いのですが、女性の場合ライディングウェアはちょっと、と考えている方も多いようです。
女性の場合は特に、メーカーのロゴが大きく書かれているようなジャケットに抵抗感を覚える人が多いようです。
しかし最近のライディングウェアは、様々な機能を搭載しつつもおしゃれなものも増えてきました。
オートバイ用品の専門店では女性ライダー向けのライディングウェアを多数用意しているところも多くあります。
一度、覗きに行ってみてはいかがでしょうか。