ライディングジャケットはここが汚れやすい
ライディングジャケットは、オートバイ乗車時に最適な作りになっています。
転等時には身体を守るように丈夫な作りになっており、手入れをすることでより長持ちさせることができます。
基本的にインナーを着た上から着るものになりますので、汚れやすいところは肌に直接触れるところとなります。
具体的には、首周りと手首です。
また、常に排気ガスを浴びることになりますので、ジャケットの表面、特に前面は汚れやすくなります。
こびりつく前にこまめに洗濯をすれば、それほど手がかからずに汚れを取ることができます。
えり部分などはネックウォーマーなどでガードすることができますので、汚れがつかないようにあらかじめ使ってみてはいかがでしょうか。
ライディングジャケットの種類とメンテナンス
ライディングジャケットの種類は、大まかに分けて3種類あります。
ナイロンで作られいるタイプ、レザー、いわゆる革のタイプ、撥水加工されているビニールのタイプです。
タイプによりメンテナンスの方法も変わりますので、覚えておくと便利です。
まずナイロンタイプですが、手洗い指定となっていることが多いです。
プロテクターを内蔵しているものも多いので、プロテクターが外せる場合は外し、手洗いをしてください。
手洗い不要で洗濯機を使える場合も、プロテクターは外してから洗濯機に入れてください。
レザー、いわゆる革ジャンの手入れ方法ですが、これは少々やっかいです。
素材の性質上、洗濯機どころか手洗いも禁止されている場合が多くあるためです。
手洗いが禁止されている場合は、専用洗剤を使います。
クリーム状になっているものが多く、布にとって薄く塗り広げる、という使い方がメジャーです。
革用洗剤では洗濯機で使用可能を謳っているものもありますが、使用する際には説明書を十分に読み注意して洗ってください。
チャックやボタンなどが引っかかることもありますので、洗濯用のネットを使うといいでしょう。
また、乾燥機を使うと縮むことが多いので、使わないほうが無難です。
撥水加工されているビニールのタイプは、洗濯機使用可能となっているものが多くあります。
その場合は洗濯機を使ってしまってかまいません。
ドライクリーニングが禁止になっているものが多いので、その場合はクリーニングに出さない方がいいでしょう。
また高温にも弱いものが多いので、アイロンの使用も避けた方がいいでしょう。
どのジャケットもそうですが、保管するときはハンガーにかけて風通しの良い、湿度の少ないところに保管してください。
ハンガーはハリガネなどではなく、幅の広いタイプのものを使うと形が崩れにくく、おすすめです。